韓国語「말하다」の意味と使い方|言う・話す【活用形・例文・丁寧語まとめ】

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「言う」「話す」って、日常会話で一番よく使う動詞のひとつですよね。韓国語でもまったく同じで、この動詞を知らずして韓国語会話は成り立たない、といっても過言ではないんです。

今回は、韓国語で「言う・話す」を意味する動詞について、発音のコツから活用形・パンマル・ヘヨ体・ハムニダ体まで、初心者にも分かるようにまるごと解説します。日常会話からビジネスシーンまで幅広く使えるこの動詞、ぜひこの記事でしっかりマスターしていってください!

말하다とは?

「말하다」は韓国語で「言う」「話す」「伝える」などを意味する、超頻出の基本動詞です。日本語でいえば「言う」「しゃべる」「語る」といったニュアンスをまとめて担っているのがこの動詞の特徴。日常会話でもSNSでも、ドラマのセリフでも、とにかくどこにでも登場します。

構造としては「말(言葉・話)」という名詞に「하다(する)」が付いた複合動詞です。韓国語には「名詞+하다」で動詞になるパターンが非常に多く、この動詞はその代表格といえます。活用はほぼ規則的で、ハングルに慣れてきた段階でしっかり押さえておきたい動詞のひとつです。

基本情報表

項目内容
韓国語말하다
読み方マラダ
意味言う・話す・伝える・述べる
品詞動詞
語幹말하
活用タイプ하다動詞(規則活用・ヘヨ体は「해요」形)
使用頻度★★★★★
よく使う場面日常会話・ドラマ・ビジネス・SNS・感情表現など

意味解説

「말하다」は日本語の「言う」「話す」「伝える」を幅広くカバーする動詞です。文脈によってニュアンスが変わるのが特徴で、具体的には以下のような使い方があります。

① 言う・述べる
自分の意見や考えを口にするときの基本的な使い方です。「〜と言った」「〜と言う」のように引用文と一緒に使うことがとても多いです。

② 話す・しゃべる
相手と会話をする、言葉を交わすという意味でも使います。「誰かと話す」「韓国語で話す」のような表現がこれにあたります。

③ 伝える・告げる
情報や気持ちを相手に伝える、告げるという意味でも使われます。「秘密を打ち明ける」「気持ちを伝える」といった場面でよく登場します。

④ 説明する・語る
何かについて詳しく述べたり、語って聞かせたりするニュアンスでも使えます。

実はこの動詞、一見シンプルに見えて、使いこなせるようになると韓国語の表現力がぐんと広がります。「〜と言う」の引用表現との組み合わせは特に重要なので、後ほど例文で確認していきましょう。

発音のポイント

「말하다」の発音、ローマ字で書くと「mal-ha-da」ですが、実際のネイティブの発音はこれとは少し違います。ここ、意外と引っかかりやすいんです。

ポイント①:激音化が起きる

「말」の終声(パッチム)「ㄹ」と、次の音節「하」が連続するとき、「하」は「ハ」と普通に発音されます。これはそのままですが、注意すべきは活用形での変化です。

ポイント②:「말해요」の発音

ヘヨ体にすると「말해요」となります。これは「マレヨ」と発音します。「말」の「ㄹ」が次の「해」に連音化して、「말+해」→「마래요」に近い音になります。日本語の「マレヨ」のように流れるよう発音するのがコツです。

ポイント③:「말합니다」の発音

ハムニダ体「말합니다」は「마람니다(マラムニダ)」のように聞こえます。「합니다」の「ㅂ」が鼻音化してビウムが「ム」の音に変わります。最初はびっくりするくらい変わった音に聞こえますが、慣れるとすぐ聞き取れるようになりますよ。

ポイント④:リズム感

全体的にテンポよく流れるように発音するのが、韓国語っぽく聞こえる最大のコツです。一音一音を区切らず、ひとまとまりとして発音してみてください。

基本活用形一覧

活用形韓国語読み方意味
基本形(辞書形)말하다マラダ言う・話す
現在連体形말하는マラヌン言っている(名詞修飾)
否定形말하지 않다マラジ アンタ言わない・話さない
〜して(接続)말해서マレソ言って・話して
〜するか?(疑問)말해? / 말해요?マレ? / マレヨ?言う?/言いますか?
過去形말했다マレッタ言った・話した
命令形말해 / 말해라マレ / マレラ言え・話せ
〜するから(理由)말하니까マラニッカ言うから・話すから
〜して(列挙)말하고マラゴ言って・話して(〜して)
〜すれば(条件)말하면マラミョン言えば・話せば
〜する前に말하기 전에マラギ ジョネ言う前に
〜しながら말하면서マラミョンソ言いながら・話しながら
〜するために말하기 위해서マラギ ウィヘソ言うために・話すために

【重要】レベル別で覚える말하다

【初級】まずはこの形から!

初心者のうちは、「말해요(言います/言いますか?)」「말했어요(言いました)」の2つを徹底的に使い倒しましょう。この2つを口に出せるようになるだけで、日常会話の幅がぐっと広がります。また、「말하다」は「〜と言う」という引用表現でよく登場します。

【中級】活用の幅を広げる

中級になったら、条件形「말하면(言えば)」や理由形「말하니까(言うから)」を使ってみましょう。文と文をつなぐ表現が使えるようになると、韓国語がぐっと自然になります。「말하지 마(言わないで)」のような否定命令形も実用的です。

【上級】表現の深みを出す

上級者は、「말하자면(言ってみれば・つまり)」「말할 것도 없이(言うまでもなく)」といった慣用的な表現や、文語的な「말하기를(言うことには)」なども積極的に使っていきましょう。引用表現との組み合わせも自在に使えるのが上級の証です。

パンマル(タメ語)

友達や親しい相手との会話でよく使うパンマル表現を紹介します。韓国人が実際に使う、自然なセリフをそのまままとめました。

1. 基本の現在形

韓国語:그게 무슨 말이야?
読み方:クゲ ムスン マリヤ?
意味:それってどういうこと?

これ、ほんとによく聞く表現です。直訳すると「それはどんな言葉だ?」ですが、「それってどういう意味?」「どういうこと?」というニュアンスで使います。

2. 過去形

韓国語:나한테 그런 말 했잖아.
読み方:ナハンテ クロン マル ヘッジャナ.
意味:私にそんなこと言ったじゃない。

「ヘッジャナ」の「잖아」は「〜じゃないか」という確認のニュアンスで、会話でよく使います。

3. 否定形・命令形

韓国語:그런 말 하지 마.
読み方:クロン マル ハジ マ.
意味:そんなこと言わないで。

感情的な場面でよく出てくる表現です。ドラマで必ずといっていいほど登場しますね。

4. 疑問形

韓国語:솔직하게 말해봐.
読み方:ソルジカゲ マレバ.
意味:正直に言ってみて。

「말해봐」は「말하다+아봐(〜してみて)」の組み合わせ。やわらかいお願いのニュアンスが出ます。

5. 連体形・複合表現

韓国語:말하는 거 봐서는 모르겠어.
読み方:マラヌン ゴ ブァソヌン モルゲッソ.
意味:話し方を見てると、わからないな。

6. 接続形

韓国語:그 사람이 직접 말해야 해.
読み方:ク サラミ チクチョプ マレヤ ヘ.
意味:その人が直接言わないといけない。

「말해야 해」は「言わなければならない」の義務表現。日常でかなり使う形です。

ヘヨ体(丁寧語)

韓国旅行や日常会話、初対面の人との会話でよく使うヘヨ体表現です。パンマルの語尾「해 / 해봐 / 했잖아」が「해요 / 해보세요 / 했잖아요」に変わるだけで、ぐっと丁寧な印象になりますよ。

1. 현재형(現在形)

韓国語:무슨 말을 하는 건지 모르겠어요.
読み方:ムスン マルル ハヌン ゴンジ モルゲッソヨ.
意味:何を言っているのかわかりません。

2. 과거형(過去形)

韓国語:선생님이 말했어요.
読み方:ソンセンニミ マレッソヨ.
意味:先生が言いました。

3. 권유・의뢰(提案・お願い)

韓国語:솔직하게 말해주세요.
読み方:ソルジカゲ マレジュセヨ.
意味:正直に言ってください。

旅行中や接客シーンでも使える、実用性の高いフレーズです。

4. 부탁(お願い)

韓国語:나중에 다시 말해줄 수 있어요?
読み方:ナジュンエ タシ マレジュル ス イッソヨ?
意味:あとでもう一度言ってもらえますか?

聞き取れなかったときに使えるとても便利な一文です。

5. 조건형(条件形)

韓国語:천천히 말하면 알아들을 수 있어요.
読み方:チョンチョニ マラミョン アラドゥル ス イッソヨ.
意味:ゆっくり話してくれたら聞き取れます。

6. 의뢰형(依頼形)

韓国語:그 내용을 다시 한번 말해주시겠어요?
読み方:ク ネヨンウル タシ ハンボン マレジュシゲッソヨ?
意味:その内容をもう一度おっしゃっていただけますか?

少しかしこまったニュアンスで、丁寧にお願いするときに使います。

ハムニダ体(フォーマル)

ビジネスシーンや公式な場面、初対面の目上の方との会話では、ハムニダ体を使うのが基本です。ヘヨ体に比べてよりフォーマルで引き締まった印象を与えます。プレゼンやアナウンス、ニュースなどでも多用される形です。

1. 기본형(基本形)

韓国語:지금부터 제가 말씀드리겠습니다.
読み方:チグムブト チェガ マルスムドゥリゲッスムニダ.
意味:これから私がご説明申し上げます。

「말씀드리다」は「말하다」の謙譲表現で、よりフォーマルな場面で使います。

2. 과거형(過去形)

韓国語:아까 말씀하신 내용을 확인했습니다.
読み方:アッカ マルスムハシン ネヨンウル ファギネッスムニダ.
意味:先ほどおっしゃった内容を確認いたしました。

3. 의뢰형(依頼形)

韓国語:다시 한번 말씀해 주시겠습니까?
読み方:タシ ハンボン マルスメ ジュシゲッスムニッカ?
意味:もう一度おっしゃっていただけますか?

4. 설명형(説明・アナウンス)

韓国語:이 제품에 대해 간단히 말씀드리겠습니다.
読み方:イ チェプメ デヘ カンダニ マルスムドゥリゲッスムニダ.
意味:この製品について簡単にご説明申し上げます。

ヘヨ体が「말해요」なのに対し、ハムニダ体は「말합니다」と語尾が大きく変わります。発音も「マラムニダ」と変化するので、しっかり練習しておきましょう。

語尾変換パターンまとめ

パンマルヘヨ体ハムニダ体
말해(言う/言って)말해요(言います)말합니다(言います)
말했어(言った)말했어요(言いました)말했습니다(言いました)
말해봐(言ってみて)말해보세요(言ってみてください)말씀해 보십시오(おっしゃってみてください)
말하지 마(言わないで)말하지 마세요(言わないでください)말하지 마십시오(おっしゃらないでください)
말하면(言えば)말하면요(言いますと)말씀하시면(おっしゃっていただければ)
말했잖아(言ったじゃん)말했잖아요(言ったじゃないですか)말씀하셨잖습니까(おっしゃったではありませんか)

関連語・類義語・反義語

類義語(似た意味の語)

韓国語読み方意味・ニュアンス
이야기하다イヤギハダ話す・語り合う(会話的・双方向的なニュアンス)
얘기하다イェギハダ話す(이야기하다のくだけた形・口語的)
말씀하다マルスムハダおっしゃる(말하다の敬語表現)
전하다チョナダ伝える(情報や言葉を届けるニュアンス)
표현하다ピョヒョナダ表現する(気持ちや考えを表す)

反義語(反対の意味の語)

韓国語読み方意味
듣다トゥッタ聞く・聴く
침묵하다チムムカダ沈黙する・黙る

派生語・関連表現

韓国語読み方意味
マル言葉・話
말투マルトゥ話し方・口調
말버릇マルボルッ口癖
말걸다マルゴルダ声をかける・話しかける
말다툼マルタトゥム口論・言い争い

ネイティブがよく使う表現

実はこれ、韓国人がめちゃくちゃよく使うんですよ。ドラマで何度も聞いたことがある、という方も多いはずです。

말도 안 돼!
読み方:マルド アンデ!
意味:ありえない!そんなのおかしい!

「말이 되지 않는다(言葉にもならない)」が縮まった表現です。驚きや怒り、あきれた場面でとにかく頻繁に登場します。韓国ドラマを見ていたら絶対聞いたことがあるはず。かなり使いやすいので覚えておいて損はありません。

말해뭐해(말해 뭐해)
読み方:マレ ムォヘ
意味:言うまでもない・言わずもがな

「わざわざ言わなくてもわかるでしょ」というニュアンスです。SNSのコメントや日常会話でとてもよく見かけます。「말해 뭐해, 다들 알잖아」のように使います。

그러니까 말이야
読み方:クロニッカ マリヤ
意味:だから言ってるじゃない・そうなんだよ

相手の話に共感・同意するときに使う表現。「そうそう、まさにそれ!」という感じで使います。会話のテンポを上げてくれる便利なひと言です。

말이 씨가 된다
読み方:マリ シガ デンダ
意味:口は禍の元・言葉は種になる

「言葉は現実になる(良いことも悪いことも)」という意味のことわざ的表現です。口は禍の元、とも言えますね。日常会話でも使われるなかなか深い一言です。

말문이 막히다
読み方:マルムニ マキダ
意味:言葉に詰まる・絶句する

あまりのことに言葉が出てこなくなる状態を表します。ドラマでも日常でもよく使われる自然な慣用表現です。

韓国人っぽく使うコツ

コツ① 名詞「말」とセットで覚える

「말하다」を単体で覚えるだけでなく、名詞「말(言葉・話)」と組み合わせたコロケーションを一緒に覚えておくと表現が一気に豊かになります。

例えば、「말을 하다(話をする)」「말을 듣다(言葉を聞く)」「말을 걸다(声をかける)」「말을 아끼다(言葉を惜しむ・あまり話さない)」「말을 잘못하다(言い間違える)」など、「말」を使った表現はとても多いです。ぜひセットで覚えてみてください。

コツ② 副詞と一緒に使う

韓国語でよく一緒に使われる副詞を組み合わせると、より自然な表現になります。

「솔직하게 말하다(正直に言う)」「천천히 말하다(ゆっくり話す)」「직접 말하다(直接言う)」「조용히 말하다(静かに話す)」「크게 말하다(大きな声で話す)」などを活用形と組み合わせて練習してみてください。やってみると意外とすんなり出てくるようになりますよ。

コツ③ 引用表現と一緒に使う

「말하다」の最大の特徴は、引用表現との組み合わせです。「〜と言った」「〜と言う」のように使うとき、韓国語では「〜고 말했어(〜と言った)」「〜라고 말해(〜と言って)」の形が頻出です。ドラマや韓国語の音声コンテンツを聞いているとこのパターンが山ほど出てきます。

コツ④ 「말씀하다」との使い分けを意識する

目上の方が「話す・言う」場合には「말씀하시다」、自分が目上の方に「申し上げる」場合は「말씀드리다」を使います。「말하다」は原則として自分と同等・目下に使う語です。この敬語の使い分けをマスターするだけで、一気に韓国語らしくなります。ぜひ試してみてください。

コツ⑤ リズムよく発音する練習

「말해요」「말했어요」「말할게요」など、活用形を声に出して繰り返し練習するのが上達の近道です。口が覚えてしまえば、会話の中でも自然に出てくるようになります。

よく使う関連動詞・表現

韓国語読み方意味・ニュアンス
이야기하다イヤギハダ話す・語り合う(会話・ストーリーテリング的な話)
설명하다ソルミョンハダ説明する(詳しく解説するニュアンス)
전달하다チョンダラダ伝達する・届ける(情報・メッセージを伝える)
묻다ムッタ尋ねる・聞く(質問するニュアンス)
대답하다テダパダ答える・返答する

まとめ

「말하다」は、韓国語で「言う」「話す」「伝える」を意味する最重要動詞のひとつです。日常会話からビジネス、SNS、ドラマのセリフまで、あらゆる場面で登場します。この動詞をマスターせずに韓国語会話を伸ばすことはできない、といっても言い過ぎではないくらい、使用頻度がとても高い言葉です。

特に押さえておきたい活用形は、ヘヨ体「말해요」、過去形「말했어요」、依頼形「말해주세요」の3つ。これだけでも日常会話のほとんどの場面に対応できます。さらに余裕が出てきたら、条件形「말하면」、理由形「말하니까」、義務形「말해야 해」にも挑戦してみましょう。

パンマル・ヘヨ体・ハムニダ体の使い分けは、韓国語を自然に話すうえで欠かせないスキルです。相手や場面によって語尾がガラッと変わるのが韓国語の特徴。この記事の語尾変換パターン表を何度も見返しながら、実際の会話の中で試してみてください。

基本活用形一覧表は、ぜひ手元に置いて繰り返し参照することをおすすめします。「この形ってどう活用するんだっけ?」と思ったときに確認する習慣をつけると、自然と頭に入ってきます。

「말하다」をしっかり使えるようになると、韓国語での自己表現の幅がぐっと広がります。ぜひ今日から実際の会話の中で使ってみてくださいね!

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