韓国語「떠들다」の意味と使い方|騒ぐ・しゃべりまくる【活用形・例文・丁寧語まとめ】

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「あの人たち、なんであんなに騒いでるんだろう?」——韓国ドラマや映画でそう思ったこと、ありませんか?実はその「騒ぐ」に当たる動詞が、今回紹介する「떠들다(ットドゥルダ)」なんです。

この単語、日本語にすると「騒ぐ」「うるさくしゃべる」「ガヤガヤする」といった意味になります。教室や食堂、路上でのやかましいおしゃべりから、SNSで話題が広まるような比喩的な「騒ぐ」まで、幅広い場面で使われる非常に頻度の高い動詞です。

韓国語学習者にとって、この単語が少し厄介なのは「ㄹ語幹変則活用」という特殊なルールが絡んでくること。でも、パターンさえ覚えてしまえば怖くありません。この記事では、「떠들다」の意味・発音・活用形・例文(パンマル・ヘヨ体・ハムニダ体)・ネイティブ表現まで、ひとつの記事で丸ごと学べるようにまとめました。ぜひ最後まで読んでみてください。

「떠들다」とは?

「떠들다」は、人が大声でうるさくしゃべる、騒ぐといった動作を表す韓国語の動詞です。単純に「音がうるさい」というより、「人が言葉を発しながら騒いでいる」というニュアンスが強く、会話・おしゃべり・口うるささがセットになっている表現です。

日本語で言えば「騒ぐ」「ガヤガヤしゃべる」「口やかましく言う」あたりが近いでしょう。教室で先生に「静かにしなさい!」と怒られるときや、友人同士が食堂で盛り上がりすぎているとき、あるいはSNSやメディアで「世間が騒いでいる」と言いたいときにも使われます。

韓国の日常会話では本当によく耳にする単語で、学校・職場・公共の場いずれのシーンでも登場します。ちょっとネガティブなニュアンスを持つことが多いですが、友人同士が楽しく盛り上がっている様子を軽く表すときにも使えます。

基本情報表

項目内容
韓国語떠들다
読み方ットドゥルダ
意味騒ぐ・うるさくしゃべる・ガヤガヤする・騒ぎたてる
品詞動詞
語幹떠들-
活用タイプㄹ語幹変則活用
使用頻度★★★★☆
よく使う場面学校・教室・飲食店・公共の場・SNS・ニュース表現など

意味解説

「떠들다」には大きく分けて3つの用法があります。

① 声を出して騒ぐ・うるさくしゃべる 最も基本的な用法。教室や電車の中などで、周囲が迷惑するほどガヤガヤ話したり騒いだりする状況に使います。日本語の「騒ぐ」と最もシンプルに対応する使い方です。

② 口やかましく文句を言う・わあわあ言う 不満や批判を大声で、あるいは長々とまくしたてるようなニュアンスでも使います。「あれこれうるさく言う」「ぐちぐち言い続ける」といった場面にも対応します。

③ 世間が騒ぐ・話題になる(比喩的な使い方) メディアやSNS上で「世間が騒いでいる」「みんなが騒ぎたてている」という意味でも広く使われます。ニュース記事やコラムなどでもよく見かける用法です。

発音のポイント

「떠들다」のカタカナ読みは「ットドゥルダ」ですが、これ、実際に発音してみると意外と口が慣れないんですよね。特に最初の「떠(ット)」は、平音の「ㄷ」ではなく濃音の「ㄸ」から始まる点がポイントです。

ここ、意外と引っかかりやすいんです——「ドドゥルダ」と読んでしまう初心者の方がとても多いのですが、正しくは「ット(濃音)」で始まります。口の奥でグッと息を止めてから出す、あの詰まった音です。

活用形になったときも注意が必要です。「떠들다」は「ㄹ語幹変則活用」の動詞なので、特定の語尾がつくときに「ㄹ」が脱落します。

具体的には以下のケースで「ㄹ」が落ちます。

  • 「-ㄴ」がつくとき:떠드는 (現在連体形)→ 「떠들는」とはならない
  • 「-ㅂ니다」がつくとき:떠듭니다 → 「떠들ㅂ니다」ではない
  • 「-세요」がつくとき:떠드세요 → ただし命令の「-세요」は通常禁止の文脈で使う
  • 「-시」がつくとき:尊敬の語尾も同様にㄹ脱落

韓国語っぽく聞こえるには、このㄹ脱落を自然にこなせるかどうかが大きな分岐点。最初は活用表を見ながら声に出して練習するのが一番の近道です。

基本活用形一覧

活用形韓国語読み方意味
基本形(辞書形)떠들다ットドゥルダ騒ぐ・うるさくしゃべる
現在連体形떠드는ットドゥヌン騒いでいる(名詞修飾)
否定形떠들지 않다ットドゥルジ アンタ騒がない
〜して(接続)떠들어서ットドゥロソ騒いで・騒いだので
〜するか?(疑問)떠드느냐?ットドゥヌニャ騒ぐのか?
過去形떠들었다ットドゥロッタ騒いだ
命令形떠들어라ットドゥロラ騒げ(パンマル命令)
〜するから(理由)떠드니까ットドゥニッカ騒ぐから・騒ぐので
〜して(列挙)떠들고ットドゥルゴ騒いで(並列)
〜すれば(条件)떠들면ットドゥルミョン騒げば・騒いだら
〜する前に떠들기 전에ットドゥルギ チョネ騒ぐ前に
〜しながら떠들면서ットドゥルミョンソ騒ぎながら
〜するために떠들기 위해ットドゥルギ ウィヘ騒ぐために(※比喩的文脈)

【重要】レベル別で覚える「떠들다」

初級(TOPIK I 〜 レベル2) まずは「うるさい」「騒がしい」という基本の意味と、現在形・過去形の使い方を押さえましょう。パンマルの「떠들지 마(騒ぐな)」は特に頻出なので、最優先で覚えてください。

中級(TOPIK II レベル3〜4) ㄹ語幹変則活用のパターンを体系的に理解し、「떠들어서(騒いだので)」「떠들면(騒いだら)」など条件・理由の接続表現を使いこなせるようになりましょう。また、「떠들다」が「世間が騒ぐ」という比喩的用法でも使われることを意識すると、ニュースや記事が読みやすくなります。

上級(TOPIK II レベル5〜6) 慣用的な表現や「세상이 떠들썩하다(世間が騒然としている)」などの派生表現、ニュースや社説でよく見る「〜로 떠들다(〜について騒ぐ)」といったコロケーションまで習得できると表現の幅が一気に広がります。

パンマル(タメ語)

パンマルは親しい友人・同年代・年下に使う話し言葉です。「떠들다」はカジュアルな日常でよく使われる単語なので、パンマルが自然にこなせるとぐっと韓国語らしくなります。

韓国語:야, 너무 떠들지 마. 読み:ヤ、ノム ットドゥルジ マ 訳:ちょっと、そんなに騒がないでよ。 ※「떠들지 마」はほんとに日常でめちゃくちゃよく聞く表現です。

韓国語:쟤들 왜 저렇게 떠들어? 読み:チェドゥル ウェ チョロケ ットドゥロ? 訳:あいつら、なんであんなに騒いでるの?

韓国語:수업 중에 떠들었어? 読み:スオプ チュンエ ットドゥロッソ? 訳:授業中に騒いでたの? ※過去形「떠들었어」の形でこんな感じに使えます。

韓国語:시끄럽게 떠들지 말고 좀 조용히 해. 読み:シックロプケ ットドゥルジ マルゴ チョム チョヨンヒ ヘ 訳:うるさく騒がないで、少し静かにして。

韓国語:걔가 그 얘기 계속 떠들고 다닌다니까. 読み:ケガ ク イェギ ケソク ットドゥルゴ タニンダニッカ 訳:あいつ、その話をずっとしゃべりまくって歩き回ってるんだよ。 ※「떠들고 다니다」は「しゃべりながらうろつく」という意味で、噂を広めるニュアンスにもなります。これ、ほんとによく聞く組み合わせです。

韓国語:이 일로 한동안 온 나라가 떠들겠다. 読み:イ イルロ ハンドンアン オン ナラガ ットドゥルゲッタ 訳:このことで、しばらく国中が騒ぎそうだな。 ※「떠들겠다」は推量形。こういう大げさな言い回しも友人との会話でよく出てきます。

ヘヨ体(丁寧語)

ヘヨ体は日常的な丁寧さを持つ表現で、初対面の方・上の世代・サービス業でも使えます。韓国旅行や日常会話で最もよく使う丁寧形です。パンマルの語尾「〜어/아」が「〜어요/아요」に変わるのが基本パターンです。

韓国語:거기서 떠들지 마세요. 読み:コギソ ットドゥルジ マセヨ 訳:そこで騒がないでください。

韓国語:조금 전까지 밖에서 떠들었어요. 読み:チョグム チョンッカジ パッケソ ットドゥロッソヨ 訳:少し前まで外で騒いでいました。

韓国語:왜 이렇게 떠들어요? 読み:ウェ イロケ ットドゥロヨ? 訳:どうしてこんなに騒いでいるんですか?

韓国語:수업 중에 떠들면 안 돼요. 読み:スオプ チュンエ ットドゥルミョン アン ドゥェヨ 訳:授業中に騒いではいけません。

韓国語:다들 그 뉴스 때문에 떠들고 있어요. 読み:タドゥル ク ニュス テムネ ットドゥルゴ イッソヨ 訳:みんなそのニュースのことで騒いでいますよ。

ハムニダ体(フォーマル)

ハムニダ体はビジネスシーン・公式アナウンス・フォーマルな文書・放送などで使われる最上位の丁寧形です。ヘヨ体よりさらに格式があり、会社のプレゼンや学校の発表などでも使います。語尾が「〜ㅂ니다 / 습니다」になるのが大きな特徴です。

韓国語:공공장소에서 떠들지 마십시오. 読み:コンゴンジャンソエソ ットドゥルジ マシプシオ 訳:公共の場所で騒がないでください。 ※ヘヨ体の「마세요」より、この「마십시오」の方がずっと格式ばった表現です。

韓国語:학생들이 복도에서 큰 소리로 떠듭니다. 読み:ハクセンドゥリ ポクトエソ クン ソリロ ットドゥムニダ 訳:生徒たちが廊下で大声で騒いでいます。 ※「떠듭니다」はㄹが脱落した形。ここ、間違えやすいポイントです。

韓国語:이 문제로 사회 전체가 크게 떠들었습니다. 読み:イ ムンジェロ サフェ チョンチェガ クゲ ットドゥロッスムニダ 訳:この問題について、社会全体が大きく騒ぎました。

韓国語:수업 중에 떠드는 것은 예의에 어긋납니다. 読み:スオプ チュンエ ットドゥヌン ゴスン イェイエ オグンナムニダ 訳:授業中に騒ぐことは礼儀に反します。

語尾変換パターンまとめ

パンマルヘヨ体ハムニダ体
떠들어(騒ぐよ・騒ぎな)떠들어요떠듭니다
떠들었어(騒いだ)떠들었어요떠들었습니다
떠들지 마(騒ぐな)떠들지 마세요떠들지 마십시오
떠들어?(騒いでるの?)떠들어요?(騒いでますか?)떠듭니까?(騒いでいますか?)
떠들겠어(騒ぎそうだ)떠들겠어요떠들겠습니다

関連語・類義語・反義語

類義語

  • 韓国語:시끄럽게 하다 日本語訳:うるさくする
  • 韓国語:소란 피우다 日本語訳:騒ぎを起こす・騒ぎたてる
  • 韓国語:왁자지껄하다 日本語訳:がやがやと騒がしい(擬態語的な形容詞)
  • 韓国語:지껄이다 日本語訳:ぺらぺらしゃべる・まくしたてる
  • 韓国語:수다 떨다 日本語訳:おしゃべりする(より楽しいニュアンス)

反義語

  • 韓国語:조용히 하다 日本語訳:静かにする
  • 韓国語:침묵하다 日本語訳:沈黙する・黙る

派生語・関連表現

  • 韓国語:떠들썩하다 日本語訳:騒々しい・騒然としている(形容詞)
  • 韓国語:떠들썩거리다 日本語訳:ざわめく・騒ぎ続ける

ネイティブがよく使う表現

① 「떠들지 마」「떠들지 마세요」 「騒ぐな」「騒がないでください」——韓国の学校や図書館、映画館など静かにすべき場所でほぼ確実に聞く表現です。実はこれ、韓国人がめちゃくちゃよく使うんですよ。どんな場面でも汎用性が高いので、まずはこの形を丸ごと覚えてしまうのが正解です。

② 「떠들고 다니다」 「しゃべりながら歩き回る」転じて「うわさを広める・あちこちで騒ぐ」という意味の組み合わせです。「그 비밀을 떠들고 다닌다(その秘密を言いふらして回っている)」のように、否定的なニュアンスで使われることが多いです。かなり自然な言い回しで、ドラマでも頻出です。

③ 「온 나라가 떠들다 / 세상이 떠들다」 「国中が騒ぐ」「世間が騒ぐ」——ニュースや社会問題が話題になったときの常套表現です。比喩的な使い方の典型例なので、中級以上はぜひ押さえておいてください。記事やSNSで本当によく見かけます。

④ 「왜 이렇게 떠들어?」 「なんでこんなに騒いでるの?」——子どもに対する親の言葉としても、友人同士のやり取りとしてもよく使われます。シンプルですが、実際の会話で自然に出てくる典型フレーズです。

⑤ 「떠들썩하다」(派生形容詞) 「떠들다」の派生語である形容詞「떠들썩하다」も一緒に覚えておくと便利です。「현장이 떠들썩했다(現場が騒然としていた)」のように、場の雰囲気を表すときに使います。動詞と形容詞をセットで覚えると語彙が一気に広がりますよ。

韓国人っぽく使うコツ

コロケーションでまとめて覚える 「떠들다」は単体で使うより、前後の言葉とセットで覚えると自然度がぐっと上がります。特に以下の組み合わせは頻出です。

  • 「크게 떠들다」:大声で騒ぐ
  • 「떠들고 다니다」:言いふらして回る
  • 「수업 중에 떠들다」:授業中に騒ぐ
  • 「온 나라가 떠들다」:国中が騒ぐ
  • 「시끄럽게 떠들다」:うるさく騒ぎたてる

これ、コロケーションごとブロックで覚えてしまうのが一番早いです。ぜひ試してみてください。

ㄹ語幹活用のパターンに慣れる 「떠들다」はㄹ語幹変則活用の動詞です。「알다(知る)」「살다(住む・生きる)」「놀다(遊ぶ)」などと全く同じパターンで活用するので、ひとつの動詞でパターンを覚えれば他にも応用できます。活用表をベースに「놀다→ 놀아, 노는, 놉니다」と比較しながら練習すると、やってみると意外とすんなり出てくるようになりますよ。

禁止表現から使いこなす 「〜지 마」「〜지 마세요」「〜지 마십시오」の禁止形は、パンマル・ヘヨ体・ハムニダ体の3セットをそのまま「떠들다」に当てはめて練習するのが効率的です。この3つを自然に使い分けられると、韓国語の丁寧さのレベル感がよくわかるようになります。

レジスター(場の格式)を意識する 「떠들다」は基本的に少しネガティブなニュアンスを持ちます。友人との楽しいおしゃべりには「수다 떨다(おしゃべりする)」のほうが自然なことも多いです。「떠들다」はどちらかというと「騒がしい・迷惑」というニュアンスで使われるケースが多いので、その場のトーンに合わせて使い分けるようにしてみてください。

よく使う関連動詞・表現

  • 韓国語:소리지르다 日本語訳:叫ぶ・大声を出す
  • 韓国語:수다 떨다 日本語訳:おしゃべりする(楽しいニュアンス)
  • 韓国語:지껄이다 日本語訳:ぺらぺら話す・まくしたてる
  • 韓国語:조용히 하다 日本語訳:静かにする(対義的表現)
  • 韓国語:소란 피우다 日本語訳:騒ぎを起こす・ひと騒ぎする

まとめ

「떠들다」は、韓国語で「騒ぐ・うるさくしゃべる」を表す、日常会話からニュースまで幅広く使われる重要動詞です。教室・公共の場で「静かにしてください」という文脈でも、SNSや報道で「世間が騒いでいる」という比喩的な文脈でも登場するため、使える場面は思った以上に多いです。

特に重要な活用形は「떠들지 마/마세요/마십시오(騒ぐな・騒がないでください)」の禁止形と、「떠들었어/떠들었어요/떠들었습니다(騒いだ)」の過去形です。この2パターンを3つの丁寧レベルで言えるようにするだけで、実践的な使い方がかなりカバーできます。

また、「떠들다」はㄹ語幹変則活用の動詞なので、「알다」「살다」「놀다」と同じグループとして覚えると効率的です。活用パターンを一度理解すれば、他の同タイプの動詞にも即応用できるので、ここで踏ん張って覚えておく価値は十分あります。

パンマル・ヘヨ体・ハムニダ体の3つをセットで覚えることで、友人との会話から公式な場まで対応できるようになります。どのシーンでどの丁寧レベルを使うかを意識しながら練習するのが、韓国語上達の近道です。

「떠들다」は韓国の日常にごく自然に溶け込んでいる言葉。ドラマを見るときも、街を歩くときも、きっとすぐに聞こえてきます。ぜひ使ってみてくださいね。

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