韓国語「꾸짖다」の意味と使い方|叱る・叱責する【活用形・例文・丁寧語まとめ】

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「叱る」という動作、韓国語ではどう表現するか知っていますか?日本語では一言で「叱る」といっても、優しく諭すような叱り方から、厳しく叱責するような叱り方まで、さまざまなニュアンスがありますよね。韓国語でも同様に、叱る強さや場面によって使い分ける表現がいくつか存在しています。

その中でも今回紹介する「꾸짖다(クチッタ)」は、特にしっかりと叱る・強めに叱責するというニュアンスが強い動詞です。ドラマや映画でも親が子どもを叱るシーン、上司が部下に喝を入れるシーンなど、日常のあちこちで登場します。韓国語を自然に話せるようになりたいなら、ぜひ押さえておきたい動詞のひとつです。

この記事では、「꾸짖다」の意味・発音・活用形・例文をたっぷり解説します。パンマル(タメ語)・ヘヨ体(丁寧語)・ハムニダ体(フォーマル)の3つのスピーチレベルもすべて網羅しているので、初心者から中・上級者まで役に立つ内容になっています。一緒にしっかり身につけていきましょう!

꾸짖다とは?

「꾸짖다」は、잘못된 행동(誤った行動)や態度に対して、相手をしっかりと言葉で叱る・叱責するという意味を持つ動詞です。単純に怒るというよりも、理由や道理を示しながら厳しく諭す・叱るというニュアンスが含まれており、感情任せの怒りではなく、一定の意図や目的を持って叱る場面で使われます。

日本語の「叱る」に最も近い表現ですが、「꾸짖다」はやや文語的・強調的なニュアンスも持っており、日常会話よりも書き言葉や文学的な表現、あるいはやや改まった場面で使われることも少なくありません。ただし、日常会話でも普通に使われる語彙であるため、会話でも文章でも両方覚えておくのが得策です。

基本情報表

項目内容
韓国語꾸짖다
読み方クチッタ
意味叱る・叱責する・諭す
品詞動詞
語幹꾸짖-
活用タイプ子音語幹(받침あり・ㅈ語幹)
使用頻度★★★★☆
よく使う場面親が子を叱る場面・上司が部下を叱る場面・教師が生徒に注意する場面・文学・ドラマ表現

意味解説

「꾸짖다」の意味は大きく分けると以下のように整理できます。

① 叱る・叱責する(基本的な意味)
誰かの誤った行動や言葉に対して、口頭でしっかり叱るという意味が基本です。感情的に怒鳴るというよりも、理由を持って相手に言い聞かせる・諭すニュアンスが強く出ます。

② 厳しく注意する
ミスや失態に対して、上の立場の人間が下の立場の人間に向けて厳しく注意する場面でもよく使われます。職場や家庭内で使われることが多いです。

③ 文語・改まった場面での叱責
日常的な「軽く注意する」というよりも、どちらかというと重みのある叱り方に使われるニュアンスがあります。そのため、文学や文章表現では特によく登場します。

ちなみに、日本語でいう「怒る」にあたる「화내다」とは少しニュアンスが違います。「꾸짖다」は叱る側に明確な意図や教育的な目的が感じられる言葉で、そこが重要なポイントです。

発音のポイント

「꾸짖다」の発音は、ここが意外と引っかかりやすいんです。ゆっくり読むと「クジッタ」のように感じますが、実際の発音は**「クチッタ(꾸짖다 → 꾸짇따)」**に近く、連音化や濃音化の影響を受けています。

ポイント①:받침(終声)の変化
語幹末の「ㅈ(じ)」は、後に「다」が続くとき、終声として「ㄷ」と同じ音になります。つまり「짖」の終声は「ㄷ」音で発音されます。

ポイント②:濃音化(경음화)
「꾸짖다」の「다」部分は、前の받침の影響を受けて濃音化し、「따(ッタ)」と発音されます。これが「꾸짖다 → 꾸짇따(クチッタ)」という発音になる理由です。

ポイント③:語中の「짖」
この部分は「짇(チッ)」と詰まった音になります。日本語の「っ」に相当するような短い閉鎖音が入るので、リズムよく「クチッタ」と発音するのが自然でネイティブに聞こえるコツです。

最初はゆっくり「クチッタ」と繰り返し声に出してみてください。口が慣れてくると、自然とスムーズに出てくるようになりますよ。

基本活用形一覧

活用形韓国語読み方意味
基本形(辞書形)꾸짖다クチッタ叱る
現在連体形꾸짖는クチンヌン叱る(名詞修飾)
否定形꾸짖지 않다クチッチ アンタ叱らない
〜して(接続)꾸짖어서クチジョソ叱って・叱ったので
〜するか?(疑問)꾸짖어? / 꾸짖어요?クチジョ?叱るか?
過去形꾸짖었다クチジョッタ叱った
命令形꾸짖어라クチジョラ叱れ
〜するから(理由)꾸짖으니까クチジュニッカ叱るから
〜して(列挙)꾸짖고クチッコ叱って(〜して)
〜すれば(条件)꾸짖으면クチジュミョン叱れば
〜する前に꾸짖기 전에クチッキ チョネ叱る前に
〜しながら꾸짖으면서クチジュミョンソ叱りながら
〜するために꾸짖기 위해서クチッキ ウィヘソ叱るために

【重要】レベル別で覚える꾸짖다

初級レベル
まずは基本形「꾸짖다」の意味と読み方をしっかり覚えましょう。また、ヘヨ体「꾸짖어요」とその過去形「꾸짖었어요」の2つを使いこなせるようになるのが最初の目標です。

中級レベル
連体形「꾸짖는」を使って、名詞を修飾する表現にチャレンジしてみましょう。例えば「叱る父」「叱られた子ども」のように、文の幅が広がります。また、「꾸짖어서(叱ったので)」のような接続形を使った複文を作る練習が効果的です。

上級レベル
「꾸짖으면서(叱りながら)」「꾸짖기는커녕(叱るどころか)」など、複雑な接続表現や慣用表現まで習得しましょう。ドラマや小説に出てくる文語的な使い方も自然に読み解けるようになるのが目標です。

パンマル(タメ語)

友達同士や家族間、年下の相手に対して使うカジュアルな表現です。「꾸짖다」のパンマルは「꾸짖어」になります。

왜 그렇게 심하게 꾸짖어?
読み方:ウェ クロケ シマゲ クチジョ?
意味:なんでそんなに厳しく叱るの?

これ、ほんとによく聞く表現です。友達同士で、誰かが誰かを叱った話をするときに自然に出てくるフレーズですよ。

엄마가 나 엄청 꾸짖었어.
読み方:オンマガ ナ オムチョン クチジョッソ
意味:お母さんにめちゃくちゃ叱られたよ。

선생님한테 꾸지람을 들었잖아, 기억 나?
読み方:ソンセンニムハンテ クチラムル トゥロッチャナ、キオク ナ?
意味:先生に叱られたじゃん、覚えてる?

왜 꾸짖어, 내가 뭘 잘못했어?
読み方:ウェ クチジョ、ネガ ムォル チャルモテッソ?
意味:なんで叱るの、私何か悪いことした?

꾸짖기 전에 먼저 들어봐.
読み方:クチッキ チョネ モンジョ トゥロボァ
意味:叱る前にまず話を聞いてみなよ。

パンマルの中でも特にこの「叱る前にまず聞いて」という表現は、リアルな会話でよく出てくるフレーズです。言い方がちょっと切実で、思わず共感してしまいますよね。

그렇게 꾸짖어도 애들은 잘 안 바뀌어.
読み方:クロケ クチジョド エドゥルン チャル アン パックィオ
意味:そんなに叱っても子どもたちはなかなか変わらないよ。

ヘヨ体(丁寧語)

旅行中や日常会話でも使いやすい、自然な丁寧語です。「꾸짖다」のヘヨ体は「꾸짖어요」になります。パンマルの「꾸짖어」に「요」を加えるだけで丁寧な表現になるんです。

아이를 너무 심하게 꾸짖으면 안 돼요.
読み方:アイルル ノム シマゲ クチジュミョン アン デヨ
意味:子どもをあまりにも厳しく叱ってはいけません。

선생님이 학생들을 꾸짖었어요.
読み方:ソンセンニミ ハクセンドゥルル クチジョッソヨ
意味:先生が生徒たちを叱りました。

왜 꾸짖었어요? 무슨 일이 있었어요?
読み方:ウェ クチジョッソヨ? ムスン イリ イッソッソヨ?
意味:なぜ叱ったんですか?何があったんですか?

꾸짖기 전에 이유를 들어보는 게 좋아요.
読み方:クチッキ チョネ イユルル トゥロボヌン ゲ チョアヨ
意味:叱る前に理由を聞いてみる方がいいですよ。

자꾸 같은 실수를 하면 꾸짖을 수밖에 없어요.
読み方:チャック カットゥン シルスルル ハミョン クチジュル スバッケ オプソヨ
意味:何度も同じミスをすれば、叱らざるを得ません。

ヘヨ体は、パンマルと比べると語尾に「요」がつくだけでぐっと丁寧な印象になります。日常的な丁寧語として、一番活用シーンが多いスピーチレベルなのでしっかり覚えておきましょう。

ハムニダ体(フォーマル)

ビジネスや公式の場面、スピーチや書き言葉で使うフォーマルな表現です。「꾸짖다」のハムニダ体は「꾸짖습니다」になります。ヘヨ体より一段階格式が上がる表現で、会議・報告・教育の現場などで使われます。

부하 직원을 꾸짖는 것도 리더의 역할입니다.
読み方:ブハ ジグォヌル クチンヌン ゴット リドエ ヨカリムニダ
意味:部下を叱ることもリーダーの役割です。

학생의 잘못을 꾸짖었습니다.
読み方:ハクセンエ チャルモスル クチジョッスムニダ
意味:生徒の誤りを叱りました。

함부로 꾸짖어서는 안 됩니다.
読み方:ハンブロ クチジョソヌン アン デムニダ
意味:むやみに叱ってはなりません。

잘못된 행동은 꾸짖어야 합니다.
読み方:チャルモットェン ヘンドンウン クチジョヤ ハムニダ
意味:誤った行動は叱らなければなりません。

ヘヨ体と比べると、ハムニダ体はより格式的で文章的な印象があります。日常会話ではヘヨ体の方が自然ですが、公の場やビジネス場面ではハムニダ体が適切です。

語尾変換パターンまとめ

パンマルヘヨ体ハムニダ体
꾸짖어(叱る・現在)꾸짖어요꾸짖습니다
꾸짖었어(叱った・過去)꾸짖었어요꾸짖었습니다
꾸짖어?(叱る?・疑問)꾸짖어요?꾸짖습니까?
꾸짖어라(叱れ・命令)꾸짖으세요꾸짖으십시오
꾸짖지 마(叱るな・禁止)꾸짖지 마세요꾸짖지 마십시오

関連語・類義語・反義語

類義語(似た意味の言葉)

韓国語読み方意味・ニュアンス
야단치다ヤダンチダ叱る・どなる(より感情的・日常的)
혼내다ホンネダこらしめる・ひどい目に遭わせる
나무라다ナムラダ責める・非難する(比較的穏やか)
지적하다チジョカダ指摘する・注意する
책망하다チェンマンハダ責め立てる・非難する(文語的)

反義語(反対の意味の言葉)

韓国語読み方意味
칭찬하다チンチャナダ褒める
격려하다キョンニョハダ励ます

派生語・関連表現

韓国語読み方意味
꾸짖음クチジュム叱り・叱責(名詞形)
꾸짖듯이クチッドゥシ叱るように・叱りつけるように

類義語の中でも「야단치다」は口語でダントツによく使われる表現なので、「꾸짖다」とセットで覚えておくと語彙の幅がぐっと広がりますよ。

ネイティブがよく使う表現

① 꾸짖어도 싸다
読み方:クチジョド ッサダ
意味:叱られても当然だ

実はこれ、韓国人がめちゃくちゃよく使うんですよ。「あいつ、叱られて当然だよ」と言いたいときに自然に出てくる慣用的な言い回しです。

② 꾸짖는 말투로
読み方:クチンヌン マルトゥロ
意味:叱るような口調で

「叱るような話し方で」と言いたいときに使います。ドラマの地の文にも頻出する表現で、人物の発言のニュアンスを描写するときに役立ちます。

③ 심하게 꾸짖다
読み方:シマゲ クチッタ
意味:ひどく叱る・厳しく叱る

「심하게(ひどく・強く)」と組み合わせるのが定番のコロケーションです。かなりよく使う組み合わせで、会話でも文章でも登場します。

④ 잘못을 꾸짖다
読み方:チャルモスル クチッタ
意味:過ちを叱る

「過ち・失敗」を意味する言葉と組み合わせたコロケーションです。自然な言い回しで、教育的な文脈でもよく使われます。

⑤ 꾸짖기는커녕
読み方:クチッキヌンコニョン
意味:叱るどころか

「叱るどころか逆に〜」という逆接の強調表現です。「꾸짖기는커녕 오히려 칭찬을 받았다(叱られるどころか逆に褒められた)」のように使います。意外と使う場面が多いのでぜひ覚えておいてください。

韓国人っぽく使うコツ

コツ① コロケーションでセット記憶
「꾸짖다」は単体で覚えるより、一緒によく使われる副詞や名詞とセットで覚えるのがコツです。たとえば「심하게(厳しく)」「크게(大きく)」「잘못을(過ちを)」「엄하게(厳格に)」などとの組み合わせを意識してみましょう。これだけで会話の自然さがぐっと上がります。

コツ② 「야단치다」との使い分けを意識する
日常会話では「야단치다(叱る)」の方がよりカジュアルによく使われます。「꾸짖다」は少し重みのある場面、文語的な場面に向いているので、ニュアンスの違いを意識して使い分けるとより韓国語らしくなりますよ。

コツ③ 活用形ごとのニュアンスの違いを意識する
「꾸짖었어(叱った)」という過去形は事後の叱責を、「꾸짖을 거야(叱るつもりだ)」という未来の意図表現はこれからの叱責を表します。また、「꾸짖으면서(叱りながら)」のように接続形を使うと複雑な動作の同時進行も表現できます。ひとつの動詞でも活用形次第でニュアンスが大きく変わる点を、ぜひ意識してみてください。

コツ④ ドラマで耳を鍛える
「꾸짖다」は韓国の家族ドラマや時代劇(사극)に頻繁に登場します。字幕を読みながら実際にどんな場面でどんな口調で使われるかを確認すると、活用形や発音が自然と身につきます。ぜひ試してみてください。やってみると意外とすんなり耳に入ってくるようになりますよ。

コツ⑤ 「꾸짖음을 받다(叱りを受ける)」の受け身的表現も覚えよう
韓国語には日本語のような受け身形(〜される)がなく、代わりに「꾸짖음을 받다(叱りを受ける)」のような形で受け身のニュアンスを表します。

よく使う関連動詞・表現

韓国語読み方意味
야단치다ヤダンチダ叱る・どなる(口語的)
혼내다ホンネダこらしめる・叱りつける
칭찬하다チンチャナダ褒める(対義語的存在)
나무라다ナムラダ責める・諭す
주의를 주다チュイルル チュダ注意を与える・注意する

まとめ

「꾸짖다」は、ただ怒るのではなく、相手の誤りに対して理由や意図を持って叱る・叱責することを表す動詞です。家庭・職場・学校など、縦の人間関係が絡む場面で頻繁に使われ、特にドラマや文学にも頻出する表現です。

特に重要な活用形は、現在形「꾸짖어요」、過去形「꾸짖었어요」、連体形「꾸짖는」の3つです。この3つを軸に、接続形「꾸짖어서」や条件形「꾸짖으면」などに少しずつ広げていくのが学習の王道です。

また、パンマル・ヘヨ体・ハムニダ体の3つのスピーチレベルを一緒に覚えることで、友人との会話から職場・公式の場まで幅広い場面で使えるようになります。特にヘヨ体は日常会話で最も使用頻度が高いので、まずここを優先的に使いこなせるようにしましょう。

「심하게 꾸짖다(厳しく叱る)」「잘못을 꾸짖다(過ちを叱る)」などのコロケーションもセットで頭に入れておくと、よりナチュラルな表現ができるようになります。基本活用形一覧表を手元に置いて、実際に例文を声に出して練習するのが一番の近道です。

韓国語での感情表現・対人関係の表現は、語彙が増えるほど会話が豊かになります。「꾸짖다」を使いこなせるようになったら、次は類義語「야단치다」「혼내다」との使い分けにも挑戦してみてくださいね。ぜひ日常の中で積極的に使ってみてください!

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